2021年10月11日

HGUC量産型ザク2、一応完成

 


だらだらと日々作っていたHGUC量産型ザク2が一応、完成しました。新しいこと(部分塗装、スジ彫りなどなど)を色々やって練習台になりました。小顔にするため頭部パーツを全体で0.1mmスライスするなど、これまでの人生の中で最も細かい作業をしました。


作製も撮影もまだまだ詰めが甘いです。特に撮影をしてPCでじっくり見ると色々とアラが見つかるものです。スマホで撮影してますがカメラ的に少し難しさを感じるときもありますね。スジ彫りとか初めてなんで適当にノリで掘ってますからね(笑)実際にやってみて分かる難しさは本当にたくさんありました。

↑元のザク2がこれです(動力パイプだけ塗装済み)。元々ORIGINのガンプラから始めてたので”こっ、これはどうにかしたい!”と思って色々と手を加えるハメになりました・・・。



ORIGINのザク2は見本のような感じですね。特に手を加えなくてもカッコいい。とても良い参考資料です。


このザク2改造以前はガンプラは気乗りしたときだけにやるって感じでしたが、オリジナルガンプラを作るというディープな世界にハマってしまい、やっと私なりのガンプラの面白さを見つけた感じです。
ただ、タイミングが悪いのがガンプラ入手難状態の時期であるということですね~。


2021年9月10日

HGUCザク2量産型、改造中

 


数を沢山作っているわけではないですがガンプラの沼にハマってしまいました。”改造”という沼です。HGUCザク2量産型を毎日セコセコと弄っています・・・。

2021年8月31日

令和のST250

気が向いたときの修理と調整ばっかりであまり遠くまでは乗れてません・・・

あるような無いような理由(?)でまたオートバイに乗りたくなり勢いで買って乗れるモデル、スズキのST250をちょっと前に買いました。勢いでGO!できるグレード・・・ということでオークションで6万円ほどの代物です(笑)輸送量も激安の業者を紹介してもらってナンバー登録も自分でやって初期費用は税込みで7万円くらいです、本当に激安でした。

が、当然このようなお値段のものは訳有が多く、この車体の場合はフォーク交換といった修理代と部品代が車体代を上回っております。必要と思う部分だけを確実に新品にできるので個人的には良いんですが。

なんでSTかとかは機会があれば書くとして最初からカスタムベースで、かなりスタイルを変えました。まだまだカスタム途中です。

↓今のカスタム内容

  • いらないもの大量撤去
  • モール、ステッカー類全剥がし(エンブレムも)
  • 灯火フルLED化(ヘッドライトカバー以外、全とっかえしてるので正直、かなり面倒くさい・パーツ選定段階からリサーチに時間がかかる)
  • ミラーをマウントから変更
  • イリジウムプラグ変更(古い単気筒だと効果あったりします)
自力でやってるのでなかなか進みません。完成形になるのはいつだろう・・・。
そこそこ色々乗ってきたオートバイ人生で初のスズキ車だったりします。

自転車もフルサスMTBにぶっといロードタイヤ履かせたり、クロスバイク買ったりと整えているが持て余してます😭

2021年8月21日

ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム 中破バージョン(ダメージ表現)

フラッフラのガンダム作りました

全くガンダムは知らない人間だったのですが人に勧められて産まれて初めてガンプラ作りというものを去年の後半にやってみました。初めて作ったガンプラは”青くて視界に入っても邪魔にならない”というそれだけの理由で選んだプロトタイプグフでした。とにかく部品が細かくて作業始めるまで腰が重かったものです(笑)

ガンプラ製作も凝りだすと深入りしてしまうもので汚し塗装なんかも手を出してしまいました、格闘戦を前提にした兵器なら傷とか汚れがあってなんぼのもんでしょう。ついでに「機動戦士ガンダムORIGIN」、「0080」、「0083」、「第08MS小隊」、「MSイグルー」、「サンダーボルト」、「Z」、「逆襲の~」といった映像作品(ORIGINは漫画版も)を一気に観て今更ガンダムの世界が分かってきました。

弾痕はハンダゴテ+メタル塗装などで表現してます

そしてガンプラ2機目はエントリーグレードの1/144 RX-78-2ガンダムになります。廉価なエントリーグレードだからこそ思い切ってできるダメージ(戦闘による破損)表現を試してみました。私の場合、ガンプラ制作は自分なりのオリジナル要素を入れることが楽しいようです。ちなみに右腕切断面は塗料で染めたタコ糸を接着して破損表現をしております。

こういう用途に使う想定だったのでモブガンダムと名付けました

ファンの方にはこういう絵面は許せないのでしょうか・・・

ザクの無慈悲斬り

勢いでスマホで撮影、編集したので雑です

撮影ブースを100均材料で作ったりとなんやかんやで色々やっています。今はザク2の汚し塗装の途中です。本当に気が向いたときしか作らないので全然進みません。ザク2の次はストックしてあるRX-78-02ガンダムロールアウトカラーを作ります。見た目のマニアックさから買いましたがORIGINのどのシーンに出てきたのか未だに思い出せませんね。

2021年6月16日

映画:戦場からの脱出 レビュー

 一言感想:(良い意味で)細けぇことはいいんだよ! 

実話に基づいたベトナム戦争POW(戦時捕虜)脱出の映画です。脱出がメインなのでそれ以外の要素は結構適度に手を抜いている感じです。ですがそれ以外は過酷すぎる環境をガッツリ描き、派手さは一切ないシリアスな戦争問題映画となっています。派手な銃撃戦とか別にいらない戦争映画好き人にはおすすめです。

主人公ディーター・デングラー氏の英語版wikiに脱出行について書かれているので実際に起きたことはある程度補完できます。ちなみに収容所で出会う先輩囚人はエア・アメリカ所属と名乗ってます。すごくいかがわしい雰囲気ですがエア・アメリカは実質CIAなのでこんな感じかーと思ってましたが、上記wikiによるとエア・アメリカに雇われた民間人だそうです・・・よほど報酬が高かったのでしょうか。

クリスチャン・ベールの役作り(ダイエット)の本気さがうかがえます。この人はほんとすごいと思う。


【良かったところ】

・変な邦題ではない。原題通り”レスキュー・ダウン”にしたらブラックホーク・ダウンのパチモンと思われることを回避したか。

・主人公以外も含めてガリガリにやせ細った役者の役作り。

・あくまで収容所からの脱出にフォーカスしている。

・脱出に至るまでの小細工が理解しやすい。

・ジャングルの過酷さがよく分かる、山蛭とか本物???虫も本物食べてたみたいだし。

・いざというときのメンバーの行動がリアル・・・。やっぱり追い詰められた人間の行動は読めない。

・越境秘密作戦という個人的に好きなテーマに関わっている。秘密作戦は外交と紙一重なので今起きているニュースにも過去行われていたことがつながったりします。


【イマイチなところ】

・墜落までの、脱出成功からの描写がチープ(特に墜落シーンの手抜きっぷりは必見、ちょっと面白い)。

・銃の状態を確認しない、裸足のまま強行軍を続けるとか細かいところ気になります。

・情報機関っぽい人の服装が極端、実際は知りませんが流石に黒スーツはないでしょう・・・。

・お祝いのケーキ、蓋とかカバーせず空輸してきたことがとても気になる。

・結構重要な情報を持っている主人公、あんな拉致していいのか。映画的演出のためか。

・このまま脱出できるか!ってところでヌッと現れる大量の北ベトナム軍(?)。


しかし一番ビックリしたのはディーター・デングラー氏は退役後、民間機パイロットになってその後に4回墜落して生き残ったという一文のところです。ヘロヘロクリスチャン・ベールにいたたまれなくなったらバットマン・ビギンズでも観ましょう。ヒーロー物はあまり興味がないですがダークナイトは良かったですね。

2017年12月14日

KESTREL(ケストレル)のロードバイク


私の使用しているロードバイクはKestrel(ケストレル)のTalonというものです。エアロフレームの先駆けでカッコいいという理由だけで海外通販で買いました。
ケストレルはトライアスロンバイクに注力しているメーカーです。カーボンフレームでも有名です。
Talonはトライアスロンも意識したエアロフレームを使ってますので決してロード向きとは言えません。でもこれで富士山国際やら美山ロードとか参加してきました。
これの良いところは人と被ることがないことです(とは言え一度だけ色違いに伊吹山ヒルクライムで遭遇し声かけられました)。独特の見た目なので信号待ちの時におっちゃんに声かけられたこともありました。
今ではフレーム以外、原形をとどめていないとは言えよく分かったのはヒルクライムでもトレーニングさえすればエアロロードでも十分もいうことです。
トップレーサーでもない限りエアロフレームが好きなら迷わずマドンでもヴェンジでもプロペルでもリアクトでも買っちゃいましょう(笑)

2017年12月の北山ライド

先日、リハビリがてら北山(京見峠・持越峠・江文峠)をロードで走ってきました。
夕暮れ以降で気温は3度以下でしたがまだ走れます。一ヶ所だけ雪のようなものを見かけました。
帰り、静原近辺の下りで車にピッタリ後ろについているロードがいましたが危ないし、ロードの印象を下げるんでやめてもらいたいですね(車を運転したことのない人でしょうか???)

2015年6月5日

サービス連携テスト

RSS.Graffitiサービス利用停止につき、次期代替機能としてdlvr.itの機能検証中

2014年11月14日

スズカ8時間エンデューロの適当な解説付き動画

サイクルロードレースファンの皆さん、こんばんみ!今年もやってきました、自転車山岳好きの地獄”秋~冬”。100日間、もちろん、適当にラストまで記録します。
※参考:パリ~ルーベの番組放送冒頭部分

あっ、まだ秋ですね。去年は秋が無かった感じなのでそんなノリでした。
今週末はスズカ8時間エンデューロ秋SPが行われますね。友人が参戦するとのことなので、今年エントリーした春SP2014の6時間ロード・ソロの走行動画を見てました。せっかく撮ったので感想を交えた動画を今更ながら、Youtubeにアップしたので参考になればと思います。同じレースの走行動画は他にいくつもアップされてるので字幕解説つきにしました。一周目のスタートからラストまでなので雰囲気が伝わればと。
ちなみにリザルトはトップから全体の四分の一あたりでした。ロードに乗り始めて7ヶ月くらいの頃なのでかなり勉強できました、まずまずの順位だったのも純粋に嬉しかったです。そして間違いなく今年一番苦しかったレースでした。強風のせいか、去年のフルサスMTB(笑)8時間ソロより相当きつかったです。ラスト一時間は何度、脚を止めようとしたことか・・・。上位の方はバケモノですね、アシストの協力とかあるでしょうけどホントすごいですわ。



撮影はハンドルにミノウラのマウントで取り付けたアクションカメラで行ってます。ソニーのアクションカメラはAS30V、AS100V、AZ1と新型が出ておりますが、私は廃盤となったHDR-AS15で撮影してます。画像品質が良くなり、さらに小型となったAS100V、AZ1が欲しいですがそんな予算はありません。(補足:車両規定ではカメラ搭載禁止とは明記してないようです)

自転車にカメラをつけて走行動画を撮るのはプライベートで行うだけでも面白いです。ただ、マウントの方法、撮影の方法にこりだすと泥沼です。特にソニーのアクションカメラは電子手振れ補正があることが良くも悪くも悩ましいです。電子手振れ補正の機能は素晴らしいのですが、動画の画角と解像度が下がり、画質も荒くなります。60fpsとか4Kとかが撮影における普通の選択肢になると頭もハードディスクもパンクしそうです。Youtubeは60fps動画の再生に対応するようになりましたが、人間の目では30fpsあたりが動画として自然に見えるということも見たことがあります。ということで考えるのはもう辞めようかなと思います。

しかし実際、大した動画も撮ってないのにあれこれ試したくなるのがアクションカメラかなと思います。登山の時、試しで帽子にAS15をくっつけて電子手振れ補正を使ったらとても奇妙な動画ができたこともありました。
二輪に直接アクションカムをマウントすると動画のブレが気になります、自転車だと、ヒルクライムでダンシングなどで車体が大きく揺れる場面なんかで酔いそうな動画になります。ですが、画角が広くてブレがあった方が臨場感があるという意見もあります。コツとして車体の一部を映り込ませるとブレの不快感が下がるそうです。やはりヘルメットマウントが無難ですが、かなり不恰好で長時間、左右の片方に装着すると首が一部だるくなったりするデメリットがつきまといます。
マイクロソフトが開発中というハイパーラプスが実用化されればと思いますが、調べるとかなり複雑な技術のようですね。
しかし、アクションカメラを思い切って購入するまでに行っていたバイクの走行動画撮影のあれこれを思い出すと懐かしい。コンデジをヘルメットに吸盤で付けたり、ハーモニカホルダーを使ったり・・・。

参考までに当時の撮影条件を書きます。現行機ならもっと画質が良くなるかと。

使用カメラ:ソニー・HDR-AS15
撮影モード:HQ
解像度:1920×1080
フレームレート:30fps
画角:170度
手振れ補正:無し
ハウジング:無し(スケルトンフレーム使用)
マウント:ミノウラ・VC-100M
マウント位置:ハンドルバー中央部

2014年11月3日

自転車レースについて

元はと言えばレース志向ではなくリハビリ志向


ーホビーレースと言えどレースはとてもキツイ、でもまたやりたくなる。

2年前に私はオフロードバイクで山道を走行中、転倒、内側側副靭帯と前十字靭帯を切り、手術&入院というハメになりました。幸いスポーツ整形外科にとても力を入れている病院でみっちりリハビリを受けることができ、またリハビリ担当の理学療法士の方々、他のリハビリ患者の方々の治療への熱心な取り組みのおかげで治療のモチベーションを高く保つことができました。ですが個人的に最終的には、リハビリは個人の”元に戻る”という執念とも言える感情が大事だと思います。

膝の手術の後、入院中に改めて見た負傷した脚の衰弱ぶりにゾッとしました。健常な脚に比べて太ももの部分が本当に細い。気持ち悪いくらい細い。筋肉の盛り上がりが一切無いんです。なんでこんなことになったかというと手術の順番待ちで負傷した日から手術日まで間が空いて、その間、松葉杖や装具を使っていたため、力を入れられない右脚の筋肉が弱体化したからです。そこから新たな運動への係りが始まりました。

このエントリの表題に沿うと端折らざるをえないので一部道筋は省略しますが、リハビリ中、最初に許可された運動が自転車でした。本当にヒョロヒョロになった右脚、趣味の一つの登山はそのままではできません。なので脚の筋肉をつけるためになかばがむしゃらに自転車に乗ってました。元々、自転車は好きで昔は色々遠くまでサイクリングしていたので、そのこともリハビリとしてのサイクリングの加速要素だと思います。
その後、ひょんなことでマウンテンバイクで参加した秋に行われる鈴鹿エンデューロ8時間ソロで”本気で参加するレースはメチャクチャ面白い!”と実感し、早く次のレースに出たいと思いました。そして紆余曲折あり、ロードバイク(ロードレーサーの方が正確な名称ですが、分かりやすく以降この言葉で)を買いました。

レースに参加することによって得られたモノ


人それぞれ自転車に対する見方は当然違います。当初、自分にとってロードバイクは競技に使ってなんぼというイメージがありました。気楽にサイクリングなら既にマウンテンバイクを持ってましたし。
その想いで次のレースに向けてひたすらロードバイクで山を走ったり、関連書籍を読み漁ったり、レースを念頭にロードバイクのカスタマイズをしたりと冬の間、色々な準備を行いました。夏の登山で膝を痛め、趣味としての運動は自転車しかできなかった時期でもありました。幸いロードバイクに乗る友人が複数いたので一緒に走ったり、ロードバイクのことを色々教えてもらうこともできました。そしてレースシーズンに入り、全8戦に参加しました。

趣味としての自転車で得られるものはこれまた人それぞれです。
自分の場合は、

  • 山岳路走行、長時間の運動が苦にならない(むしろ好きなくらい)体力
  • 自転車の整備技術
     -色々なパーツを試したい時期は整備代がかからないことは大きいです
  • 複数の友人とのより深い関係
  • 自転車のより深い知識
     -無駄な出費の防止とか、人体・健康について勉強できます
  • 無心になれる時間
を得ることができました。

これは”レースイベントに参加する”ということが大きく影響していると思います。自分はどちらかというと追い込んでから力がでるタイプです。だからレースに出ると決心したらものすごく体が動きました。レースに出るからにはレースを楽しめるくらいの能力が欲しい、自転車レースのキツさは昔、参加したマウンテンバイクエンデューロで体験してます(色んなレースに参加した今でもマウンテンバイクのレースは及び腰です・・・)。やらない後悔よりやる後悔といった感じでレースの準備は本当に色々やりました。レースで完走の他にタイムとか順位の目標を設定すると過去のリザルトから今、どういう風に自転車に乗れば良いとか逆算して目標を設定し、新しいモチベーションができます。エクセル好きな自分はレースを想定した走行距離の目標とか改良したい部分のパーツの比較表、ギア比の計算などエクセルに纏めたり、加えてガーミンコネクトを使ったりして楽しみながら走行距離を伸ばすということもしてました。

もうすぐロードバイクに乗り始めて一年ですが、知識と持ち物だけは一通り基礎部分をかなり速いスピードで押さえられたと思います。これもレースで思いっきり走りたいがために適えられたことです。またロードバイクに乗る友人が元々レースに参加していたこともとても大きいです、感謝感謝。

もしレースに参加しようとしなかったらどうだったでしょうか。上記の得ることができたもの全部得られなかったと思います。わざわざキツイ山道は走らない、山道を走らず平坦路を走ってたらかなりゆるゆるペースでしか走ってない(追い込むほど走らない)、ポジション・パーツは程々で良いので整備は店任せ、店任せにして出費が増える・・・そもそもロードバイク自体買わなかったと思います。スポーツ自転車を持っている友人はロードばっかりなので共に過ごす時間はそれ程増えなかったでしょう。友人とレースに一緒に参加できることはとても良い思い出になります。
そして後述する無心になれる(雑念が消える)時間というとても大切なことも得られなかったでしょう。

一般にスポーツ自転車に乗っていてもレースはキツそうだからと敬遠する方は多いと思います。お金もかかりますし、必要な時間も大きい。周囲の理解も大きな要素でしょう。ですが、趣味と言えど本気になれるものがあればそれはとても素敵なことだと思います。


心の積極的休養


自分はヒルクライムレースが好きです。ヒルクライムに参加するには山を登ってトレーニングしなければなりません。自転車走行において平坦路と山岳路は全く違うものです。山岳路の登りは自転車乗りに容赦しません。平坦と違ってペダルを漕がずに慣性で進むことができません、ペダルを漕ぐことを止めたら即停止です。レースでも肉体の限界やトラブルが発生したら自転車を降りて押すことはOKですができれば普通はそういうことはしたくないものです。
上り坂を登りきるまでどんなにきつくてもペダルを漕ぎ続ける・・・ものすごくしんどいです。しんどすぎて他のことは考えてられません。雑念なんて吹き飛びます。勿論、レースに参加しないけど山岳路を走る方はおられますが、自分のような弱い人間は”レースに参加する”という追い込みをかけて、結果、山道を走り、日常の雑念をその時だけでも払うことができる趣味を見つけられました。これって大きなことです。そして色々なレースに出た結果、分かりやすいくらい平坦路が弱いことが明らかになりました。だから少なくとも一人で走る時は平坦路でも必死です。
8時間、6時間のエンデューロ(耐久)レースをソロで走った時、最後の一時間なんて足とか他の部分が痛くて仕方がありません、でもレースなので無心とも言える状態で走ってました(ピットで休まないという目標があったため)。レースでなければそんなこと絶対にやりません。
自転車で味わったどの苦しさも終わった後はそのまま何とも言えない爽快感に変換されました。苦しければ苦しいほど爽快でした。体はボロボロ、でも心はスッキリ。変に聞こえるかもしれませんが、ボーっとすることができない自分にとって心を空っぽにできるのは自転車の上で必死になってる時だったりします。

新たな発見ができれば・・・


お金をかけてまでレースに参加したくないという方もおられます。ですがレースでは日常のサイクリングではまず味わえないものがあります。1秒でも速くゴールして上位を目指したいという想い、前を走っている走者を抜く快感、逆に抜き去られる口惜しさ、そしてレース会場の雰囲気といったものが普段と違う能力を発揮させ、その後のサイクリングの新しいモチベーションも出てくるかと思います。分かりやすいところでサイクリングコンピューターに普段出ない数値が表示されます。

スポーツ自転車を買ってレースに参加したことの無い方はいつか気が向いたらレースに出てはどうでしょうか?無理になったら簡単に休めるチームエンデューロならかなり気軽に参加できます。自分も全く練習無しで出たりしてました。オーバーペースに注意さえすれば大丈夫なものです。ホビーレースなんだから楽しみ方もそれぞれで良いと思います。ホビーレースにものすごい力を注いでいる人の気持ちが今はなんだか分かる気もします。

どこからかこのブログに辿り着いた、レースに参加したことの無いスポーツ自転車乗りの方に何か伝わればと思い書きました。また、ロードに乗り始めてちょうど一年の時の気持ちの記録としても書きました。もちろん、無心になれる趣味は世の中、他にも沢山あります。ここでは自転車にフォーカスしてみました。
当然、気楽にポタリングや、眺めるのが好きだからスポーツ自転車を買うだけという楽しみ方なども良いと思います。ただ、自分の場合はホビーレースによって得るものがとても大きかった事実があります。日本はスポーツ自転車の理解がまだまだとよく言われます。レース人口が増えて自転車文化がより繁栄し、そして自転車に興味の無い方とうまく共存できる社会がくればと思います。人口が増えれば最初はトラブルも増えるのでなかなか軽々しく言えるものではないとも思いますが・・・。


今年はヒルクライム4戦、クリテリウム2戦、エンデューロ2戦と、どんなものかと沢山レースイベントに参加してみました。来年はロードレースと富士国際ヒルクライムに参加したいです。あ、関西シクロクロスがあるかなぁ(しかし膝周りの筋トレが必要・・・)。