2013年9月4日

北アルプス縦走 薬師岳から立山・室堂まで4日間の登山

先週、北アルプスの薬師岳から立山、室堂まで四日間かけて縦走登山へ行きました。初めてのアルプス縦走、目一杯、事前の調査・準備・トレーニングをしましたが、やはり実際行ってみるとホント凄い所でした。最終日は暴風雨に見舞われ、高山の悪天候の強烈さも思い知らされました。まさに心(精神をたるませないこと・緊張感が高まるところでも冷静になること)・技(三点確保その他)・体(17kg以上の荷物を背負って岩や急坂を越え続けていく)全てをアルプス初級者の自分は酷使しました。

薬師岳までは人が多い・そこから先がガチの登山になってくる
膝の手術の主治医からOKをもらった直後とはいえ、右脚はきついところほど機能せず、また、一般的には高度の高い室堂から薬師岳へ下っていくルートの逆を行ったという要素はありましたが、そこで体と精神全てで得たものや同じルートを行く(数少ない)他の方を見ていると”そんなの関係ねぇ(古い)”って感じでした。

最初のピーク、薬師岳・一日目は標高差1200mを一気に登る

データとしては・・・
最高高度:2926m
移動距離:34.3km
累計標高差(登り・下りの合計):10673m(ホンマかいなって感じですが)

整備されている道は殆ど無いこと、急坂が多いので一日に何回も低山の登山をしていた感じでした。急登部分は本当に傾斜がきついです。縦走ルーキーにとってはまさに修行。

北薬師岳・この後はガスに包まれた・稜線を伝ってゆく

稜線の一部はこんな感じ・一歩ミスすると滑落死です・高所恐怖症の人にはキツイかも

稜線ルートじゃなくてもこんな所を登ります・ひたすら岩を越える急坂

ストックはこまめに収納して、手を駆使してヨッコラショと登っていく

これまで越えてきた山々を望む・達成感は半端ないです

風景はきれいでも・・・あまり景色を楽しむ余裕はありませんでした・・・

大げさですが、必要最低限とはいえ重い荷物を担ぎ、自分の体のみを頼りに前進する、岩に描かれたペンキ・地図を頼りにルートを自分で見つけていく、ソロ(単独)なので様々なシーンにおける最終行動判断で頼れるのは自分のみなどなどに人生的なものも感じました。ここら辺はやはり初めてで且つ、一人だけということで感受性が通常時の倍くらいになっていたからだと思います。
また、登山のテクニックも身をもって自分なりに取得できました。ここら辺は山小屋で色々なことを教えていただいた諸所の先輩方のおかげでもあります。あと、やはり実地では自分なりに考えて工夫していくもんです。書籍で書かれていることが大事と思うこともあれば、オリジナルのやり方も創ったりとまさに”経験に勝るものはない”でした。

最終日は暴風雨の登山

強風だろうが雨だろうが判断した以上はとにかく登る登る

このルートは一歩進んだ登山・アウトドア活動の入門にとても良いと思いますので、経験したことを踏まえてサイトの方で改めて紹介したいと思います。同じソロで若い女性もおられましたし、3日間で踏破する行程でもあります。全ての行程の写真も取り巻くって結局1000枚くらい写真撮っていました、目的地到着時間が大幅に遅れるので写真はホドホドにした方が良いです、いやホント。最後の日は防水カメラが大活躍でした。

多少の技術、体力は必要ですが、本物の大自然をイヤというくらい体感できます。アウトドアが好きなら死ぬまでに一回くらい行ってみてはどうでしょうか、ホント、お勧めですから。見た目はごく普通の中高年の方が普通に選ぶルートですし(ただし、ベテラン風な方ばかりでメタボな人とかはいません)。あとアウトドア活動についてかなり自信がつきます。但し、低山で十分な経験を積んで、書籍等でできる限り知識を詰め込んで、装備も万全にするのは前提条件として必須です。特に自分の場合は悪路を歩いた経験がわりと多かったことが有利に働いたと思います。

学んだことについて少しだけ書くと、4~6時間くらいは休みをとらずにブッ通しでマイペースで歩き続ける、補給は歩きながらといったことでしょうか。ここら辺は独特なものかと思いますが、体験してみて”なるほど”と思います。一般的な登山ではこまめな休憩が大事と書かれていますが、縦走区間で休憩している人はまず見ませんでした。外国だと12時間ぶっ続けで歩くそうです、そうしないと(気象等で)死んでしまうから。

2013年7月30日

映画「ミリオンダラー・ベイビー」 心に残る最期の言葉

北野監督の「キッズ・リターン」の続編(?)が出るみたいですね。この映画が大好きな者としてはハッキリ言って”続編つくらないで!”って感じですが。あの名シーンである最後の台詞と主人公二人の笑顔でもう十分っす。それぞれの道で大失敗したけどまだ人生終わってないという締めであの物語はスパーンと終わってるからこそ名作と思ってるんですが・・・。自分も経験しましたが失敗・敗北・挫折というテーマは、その後もう一度立ちあがれば最高の経験なのにもうちょい注目されるべきだと思います、失敗学みたいに。

っていきなり表題と別の映画のことを書いてしまいました。で、最近「ミリオンダラー・ベイビー」って映画を観たんです。なんで「キッズ・リターン」のことを書いたかというと”ボクシング”という共通点があるだけです。

「ミリオンダラー・ベイビー」のあらすじをもの凄く端折って書くと、クリント・イーストウッド演じる渋い老練なトレーナーが貧困層の遅咲き女性ボクサーを育てていって順調に進むと思いきや、ドン底の憂鬱な展開になるといった話です。自分は知らなかったのですが、結構有名な映画らしいので感想は他のブログの記事にお任せして、自分なりに心に残ったシーンについて書いてみます。思いっきりネタバレありますが、映像で観るのとは全然異なりますのでそこらへんはご容赦を。

ラスト近く、マギー(ボクサー)が自殺を望んでいる中、フランキー(トレーナー)がロッカールーム(?)で薬をバッグに入れるシーンでそれを見たエディ(ジムの雑用係)がかけた言葉(正確に覚えていないので大体の意味です)。

”多くの人が掃除とか皿洗いして、人生の最期に「チャンスは無かった」と思う” 
”だがマギーは違う、「やれるだけやった」” 
”俺もそう死にたい”

マギーはとにかくボクシングしかなくて、ボクサーとして結果的に成功しました。どんなスポーツでも同じでしょうが、プロとして華やかなステージに立つのはほんのごく一部の選手だけです。ボクシングしかないマギーにとってリングで活躍できたことは目的を達成したと言って良いと思います(もっと闘いたかったという台詞もありましたが)。だからこそ上記のエディの台詞や最期のシーンでマギーが笑顔の後に逝くといったことが描かれたのでしょう。

上記のシーンは凄く心に響きました。いや、別に社会的な成果を出したいとかではなく、人生の最期に”自分なりに頑張ったのでオールOK”って思えれば、どんな人生でも良い人生と思えるんじゃないかと今は思ってます。あの時あれをしたかった・・・なんてできれば思いたくないかな~と。勿論、無理なものは無理と分別をつけた前提で興味があれば色々トライし続けたいものです。
まぁ、元々、興味があればとりあえずやってみる、行ってみる的な人間なので結果的に浅い人間になっていますが(笑)。ここら辺は映画のマギーのような人とは違いますね、マギーは一つのことをやり通して(恐らくある程度の)満足を経験したのに対して、自分は未体験だけどできるだけ色々経験して、経験・視野を広げたいって感じです。世の中、楽しそうなことは沢山ありますし、せっかくの一度きりの人生ですし。当然、一つのことをやり遂げることも素敵だと思います。でも、私のような凡人がスペシャリストになるイメージはつきません。スペシャリストのキツさは身内からも十分聞いております。仕事でも趣味でも一定の高度なレベルに達するって本当に凄いことだと思います。どんな世界でも上には上がいますから(しかも誰も知らないような人が物凄い経験と技術をもってたりしますし)。

でもやはり上述の通り、最期は”やれるだけやった”と思いたいですね。
人間いつ死ぬか分かりません、たまにはちょこっとこういうことを考えるのもアリと思います。
でも考えるのはそのくらいで、若い内に老後の人生まで考えるのはどうかと思います。誰の言葉か忘れましたが”老後のことを考える人、それが老人だ”という言葉もありますし、大体そんな先の世界、世のシステムがどうなってるか分かりませんし。周りからなんと言われようが自分のペースで目の前の”やりたいこと”に目一杯取り組み続けられれば良いですね。

あと、感想を少し。「ミリオンダラー・ベイビー」は悲しいお話ですが、最後の最後まで見ると最悪な話ではないと思います。マギーの最期のシーンやフランキーらしき人物が静かなところに行ったという描写、デンジャーが戻ってくるところを見れば、少しは救われました。

ラストが最悪レベルといったら有名どころですが映画版「ミスト」とか「ダンサーインザダーク」とかの方がキッツイかと。あぁ、「バトル・ロワイヤル」とかも最悪ですね、わけ分からん続編も作られましたし。中学生でその後全国指名手配ってどんだけハードモード突入なんでしょ。

2013年7月15日

HDR-AS15でオフロードバイク・林道走行撮影

右脚のリハビリがだいぶ進んできたのでオフロードバイクのリハビリもそろそろ・・・と、某林道へ行ってきました。今回はいつもバイクテクの教導をしてもらってる方と一緒に超フラット林道です。何せ、まだ右脚のリハビリはまだまだなので絶対何が何でも転倒してはいけないので安全走行できる所で林道ツーリングです。えっ?転倒したくなきゃ未舗装路行くなって?まぁ、武士は据え膳食わねば武士の恥ってヤツです、なんか違いますか。

で、今回もとても面白い新兵器・アクションカムHDR-AS15のお試し撮影です。これが大きな目的でもあるんですがね。

オフロード師匠は新たに公道仕様WRレーサーを
手に入れたそう・・・
山の奥はいつ行っても涼しい、行動範囲が広いのがオフロードバイクの良い所です。同様の理由でチャリもマウンテンバイク派です。途中、ちょっとした崩落箇所がありましたが特に問題はありませんでした。セローは相変わらず元気です、オイル漏れしてるけど。

今回はゴーグルのストラップにカメラをマウントしました


動画は1080p、60fpsで撮ってます。情報量が大きすぎるのか、Youtube上でデフォルトの360pとかで再生すると画質がめちゃくちゃ荒いです。HD画質に設定を変えて(歯車アイコンをクリック)観ていただけるときれいに見ることができます。今回は字幕解説付きです。やってみると良くわかりますが、チルトアダプターをつけてカメラ全高が高くなって、さらにゴーグルのバンドが緩いと横振動によって防水ケースがヘルメットにしょっちゅうぶつかり、カタカタ音が鳴りまくります。防水ケースではなく、スケルトンフレームを使用して軽くする、チルトアダプターは使わない、バンドはきつめにするといったことが対処方法ですかね。

特にカメラ本体の横揺れはすごかったみたいで後ろを走ってもらったオフロード師匠からも指摘されました。ここは素直に最初から付属している球面用接着マウントベースを使った方が良いかもしれませんね、ボールヘッドシューというカメラパーツを使えば角度調整も自由ですし。ただ、一度ヘルメットにつけると場所を変えることができないのが難点です。ここはデジカメ吸盤君の出番でしょうか・・・。

あと、これは後で気づいてびっくりしたんですが、この後、防水ケースのレンズが曇ってました。指から付いた汗かなんかがケース内で気化した後、走行中に冷やされてレンズに付着してしまったのでしょうか???ケース内の状態のチェックも大事みたいです。

意外に録音性は良いみたいですね、標準の防水ケースに入れて撮影していたのですが、動画の途中で野鳥の鳴き声が聴こえます。

いやー、やはり走行動画はアクションカムが楽ですね、そして面白い。で、拡張アクセサリーと従来からあるカメラアクセサリーを組み合わせることによってマウント方法が色々考えられるので、リアカメラにして撮影、走行フォームの確認とか色々アイデアが出てきます。

ちなみに編集していない生の動画はめちゃくちゃきれいです。フルHDで60fps撮影できるHDR-AS15は画質的にもお勧めです(コンツアーとかで60fps撮影すると解像度が低くなる様)。ただし、ファイルサイズはめちゃくちゃ大きく、再生にはそこそこパソコンのマシンパワーが必要になりますので、編集となるとなおさらです・・・。パナソニックの新型アクションカムHX-A100も画質は良いみたいですが、独特の形状をしてますし、拡張性にまだ疑問符が付きます(今のところ拡張アクセサリーがとても少ない)。特にカメラと操作部が有線でつながり、別々の場所にマウントされるHX-A100はヘルメットの着脱時とか少しめんどくさいのでは思ってしまいます。

走っているより色んなことを喋っている時間の方が圧倒的に長い初夏の午後でした。

2013年6月27日

マウンテンバイクにGARMINのEDGE500をつけてみた

マウンテンバイクにガーミンのエッジ500がつくかな~?ぶっといステムにマウントを取り付けられるかな~?スピード/ケイデンスセンサーは取り付けられるかな~?ネットで調べてもロードバイクのインプレッションばっかだし・・・。

・・・と思ってるそこの御方、大丈夫、余裕で付きます。

冒頭で書いていた疑問は自分がエッジ500とハートレートセンサー、スピード/ケイデンスセンサーを購入する前に抱いていた疑問です。いいよねっとあたりに直接聞けば解決すると思うんですがね。自転車はそれほど詳しくないですが、”マウンテンバイクにこのサイクリングコンピューター一式を使う人ってあまりいないんじゃないか”と素人目に思っちゃうのであまりネットに情報が無いのかと考えてしまいます。ガチのロードモデル好きがつけそうなサイコンですが、機能が素晴らしいのでマウンテンバイクユーザーにもお勧めかと思います(自分は元々、ガーミン製品を多用しているというのもありますが、あとあんまり山には行かない・・・。)

太いステムにも問題なく付けられます(固定用ゴムバンドが2種類付属している)



本体をつけるとこんな感じ・ハンドルは短めのものに変えています

スピード/ケイデンスセンサーはこのような感じに取り付けられました




ただ、スポークにつけるマグネットはスポークが二本交差している部分には付きませんでした。力を加えるとマグネット自体がグリンと回転してしまいそうです。そしてタイヤの太いMTBの宿命でしょうが、マグネットに近づけようとするとスピードセンサーのアーム部分がかなり横方向に突き出るようになります。これらのことは里山トレイルなどで何かにぶつかったときトラブルが発生しそうな気がします、多分大丈夫でしょうけど(無責任)。まっ、とにかく付きます。これでサイクルトレーナー使用時にも使えますね。

そもそもうちにあるCannondaleのTRAIL SL2にサイクルトレーナーでも使えるようにと後方にセンサーを取り付けられる、且つ、心拍数が計れるサイクリングコンピューターを探していたのですが、結局定番(っぽい)のエッジ500になりました。さすがにエッジ800は高すぎるし、そもそもハンドルにeTrexを取り付けるので値段がこなれた500という訳で。

まぁ、マウンテンバイクにエッジ500を検討している方に2グラムくらい参考になればと書いたエントリーです。

シートポスト後方に取り付けたチューブ状ののパーツ、何か分かりますか?正解はCMの後で

2013年6月2日

アクションカムHDR-AS15でMTBサイクリング撮影

以前ワールドビジネスサテライトでアクションカムの特集が放送され食入るように見てました。と、言うのもソニーのアクションカム、HDR-AS15を買ったところだったのです。ヘルメットにカメラをつけて走行動画を撮るのはコンデジを使って色々やってたのですが、如何せん、カメラ方向の調整がかなり面倒・・・、で、アクションカムならスマートフォンで映像を確認しつつ、とにかく色んな活動を記録できるって訳で思い切って買ってみました。

これまでコンツアーが定番のこの分野ですが、アクセサリーが充実しているということと、フルHDで60fps撮影(ファームウェアのアップデートにより実現)ができるということでソニーのHDR-AS15に決めました。
防水ケースとチルトアダプターでけっこう大きい
一方、足のリハビリに際して(???)自転車も更新しておりました。キャノンデールのSL2というモデルです。相変わらずマウンテンバイクです、そこそこ軽いし、油圧ディスクでスピード調整のしやすい良いチャリです。
これまで使用していたトレックは後送しました
という訳で、早速試しに河川敷でアクションカムとはどんなものかとサイクリングで撮影してみました。
第一印象としては防水ケースに入れていると結構大きいといった感じです。まぁ、アウトドア活動でずーっと付けてるわけじゃないなら特に問題は無いんですが。それにヘッドマウント用のバンドを使えば帽子をしながら使えるのでこれだとまだ目立たないでしょう。あとHDR-AS15はアクセサリーを使用して防水ケース無しで使用できます。防水ケースから出した本体自体は黒くてかなり小さいのでそれほど目立ちません。・・・と言っても目立つことを気にしてたらこの手のものは使えませんが・・・。

しかし、実際取ってみるとこれが実に面白い!WBSで特集されてるだけあります。HDR-AS15にはスーパースロー撮影ができるのでこれもまた面白いです。そして、やはりスマートフォンで映像を確認できることはめちゃくちゃ便利です。ついでに設定もスマホで変えられるのでやはり便利です(本体のボタン操作を行うにはいちいち防水ケースから本体を取り出さなければならないので)。
とんでもなく目立ちますがやはりこの方法が一番自然な画に

ただ、色々と撮っていたら途中から録画が切れることが度々起こりました。後日、ソニーに聞いてみると本体が40度以上の高温になるとそのようなことが起こるとのことでした。熱のこもりやすい黒いバックパックにケースに入れたままずっと突っ込んでからの撮影だったのでオーバーヒートしちゃったんでしょう。40度って分かっただけでも聞いてみるモンでした。真夏だと結構シビアな仕様ですね。ユーザーの皆様方、お気をつけください。

動画は色んな条件で撮ってみました。個人的には自転車だと画角170度で手振れ補正無しが良いみたいです。手振れ補正をするとノイズが混じる感じになりますし、どちらにせよ未舗装路では確実にブレます。舗装路ならハンドルマウントも良いと思います。


Youtube上では条件によってはノイズが入ってるかもしれませんが、撮れる動画はさすがにきれいです。60fpsなのでとても滑らかです。30fpsの動画と見比べるとよく分かります。
動画の中でやたらカチカチいっているのは変速の際に発生する音です。実際はこんな音ではないのですが、説明書にある通り、防水ケースに入れているとやはり録音に難が発生するようです。録音優先タイプの防水ケースアクセサリーを導入すればマシになるかもしれません。

スロー撮影も面白いです、ミニ三脚を持っていけば良かったです。自分が見たパナソニックの新作アクションカムのスロー撮影サンプルよりぶっちぎりで画質は良いと思います。



このソニーのアクションカム、HDR-AS15はアクセサリーが豊富です。トレッキングなんかでもバックパックに装着するなど色んな装着方法が考えられます。しかし、極めつけのアクセサリーはドッグマウント(文字通り、犬の背中に装着するバンド一式)ですね、このアイデアは面白いと思います。愛犬家に対応しているアクションカムはこれだけなんじゃないでしょうか、ワンちゃんは良い迷惑かもしれませんが。
あと、このカメラ、アタッチメントを使って一眼レフカメラのアクセサリーシューに付けることもできる・・・はず。写真撮りたいけど動画も撮りたいという欲張りな方に良いんじゃないでしょうか、今度やってみようかと思います。
※というのもロケットの打ち上げを見学した時、動画・静止画の撮影で落ち着かなかったことがあったものでして。

とにかくソニー以外のアクセサリーも使えば色んな画が撮れそうです。”ウェアラブル”が確実に進行している世の中ですねー。

2013年5月23日

男のベランダ菜園

元々、”植物を育てる”ということは小学校のころカイワレ大根を育てたのと、東京にいた頃、特に何も考えずにハイドロカルチャーで育てる小さな植物を家に置いていたくらいで全然興味の無いことでした。それが今では種から育てることに情熱を注いでいます(若干誇張)。
ほったらかしにしてたらめちゃくちゃ巨大になったアニス
人生とは分からないものです。ちょいと前に歯医者で植物の種をもらったのを皮切りに何か意地になってずぶずぶと”植物を種から育てる”ことにはまっていきました。自分の場合、植物を”眺める”ことより”育てあげる”ことが妙に面白かったのです。これについてはあまり座学的なことはせず、種苗屋の人等に直接話を聞いて、それを参考にして色々試していました。といっても気の向いたときに作業していた程度ですが。しかも今は水遣りは機械任せで自由放任主義です。
ワイルドベルガモット・根元に伸びている黒い線が自動給水ライン
自分は基本的に種から育てています。これがなかなか面白いんです。発芽してから立派に大きくなるまでトライ&エラー&トライで、いつの間にやら少し変わった菜園造りをしていました。現状の環境下でどの植物をいかに育てるかってのは筋道だって考える方には結構面白いんじゃないでしょうか。あと、なんと言っても生みの親ではなくとも育ての親として育っていく植物を見ているとなんかやりがいがあります。苗からではなく、種からなので立派な育ての親です。苗から育てるのは楽だと思います、発芽してからが難しいということが身にしみました。ですが、種からだと何回でも大量に育てることができます、おまけに安い。
と、こんなこと言ってますが、今の安定状態にさせるまでに20種以上の植物を文字通り根絶やしにしてきました。おかげで自分でも育てられる種類が良くわかりました。全滅した種に合掌。
ストロベリーキャンドル・自分でも適当に育てることができたのでプレゼント用とかにいかがでしょう
最初の作業だけやればあとは大して手間のかからない菜園造り、ベランダでも十分できるのでやってみてはいかがでしょうか?ペットは変えないけど何か育てたいって方にもお勧めです。なんと言ってもお金があまりかかりません(工具とか買うなら別ですが)。あわよくば食材も調達できますよ。
ガジュマル・ダイソーで買ったものなんですが容器を変えれば10倍以上の大きさに育ちました
でもって潅水システムを作ってやれば普段やることはあんまりありません、多分育て方として間違っているとは思いますが・・・。まぁ、マニュアル通りにやらなくても植物は育てられるってことで。

セントジョーンズウォートとキャラウェイ・見ての通り間引きしてません!
シルバーリーフとワイヤープランツ・こいつらは若干お客さん待遇(実家からもらってきた)
シソを育てていたつもりの鉢ですが勿忘草の花のような・・・

日陰にもプランターがあるのですがカオス状態・・・

最低限、必要なものは、

  • 鉢(プランター)
  • 土の材料

最初はこんななめた感じでした、豆腐の容器です(笑)
だけです。全部百円ショップで揃います。最初自分は植物育てるのに金をかけるほどでもないと考えていたので、スコップは牛乳パックで自作、鉢すら豆腐の容器に穴を開けて代わりに使っていた始末です。
もっと確実に且つ、安上がりにするなら百円ショップで売っている植物を大きな透明な容器に移し替え、ハイドロカルチャーで育てる方法があります。水遣っているだけでめちゃくちゃでかくなります。土も使わなくて衛生的。
種はホームセンターで沢山売ってますが、はっきり言って葉物以外はやらない方が良いと思います。ハーブも欧州近辺原産のものですので結構難しいです。でも少なくともワイルドベルガモットとレモンバームはタフだったので難しくないと思います。あまり聞きなれないハーブの種はネットや種苗屋で購入できます。
もうちょい発展的にさせるとうちでは、

  • 加工用具(はさみなど)一式
  • 軍手
  • 種保管容器(食品用の密封容器)
  • 電動ドリル(バイクの整備等に使ってた)
  • 半田ごて
  • 閉所でも使えるのこぎり
  • 畜圧式噴霧器
  • 水遣りタイマー
  • 小バエ捕り
  • 潅水用各種アタッチメント
  • 潅水用分岐アダプター


などと一気に増えますが、これは末期的なもので最初は当然必要ありません。ですが、軍手やはさみは菜園専用に一式をすぐに取り出せるように配置しておくと良いです。小バエ捕りは培養土を使う際に出てきてしまう小ハエを取るためのものでこれまた百円ショップのもので十分です。肥料は使わなくても育ちます。自分は食べるために育ててるわけではないので育つままに、水だけ遣っています。
貧者の核兵器・水遣りタイマー

給水ラインの一種・先端を鉢に刺しておく
ここでお勧めしたいのは畜圧式噴霧器です。普通、植物の水遣りといえばジョーロなんかをイメージしますが、畜圧式噴霧器の方が楽です。霧状に水を出せたりしますし、バッテリー要らずのものなら安い、蛇口の無いベランダで役立つ大容量となかなかの逸品です。ホームセンターで売っています。

自動潅水システムは元々、長時間、家を空ける際どうしたものかと考えていた時に導入したものです。大阪はコーナンというホームセンターが多いのですが、そこが発売している水遣りタイマーは安価(4000円くらい)でそれを見つけて購入し、使用しています。もっと高いものがありますが、これで十分です。ていうかそもそも自分で水遣りすれば何の問題も無いのですが・・・。しかしこの潅水システムのコーナーは本当に沢山の水遣りアダプター、コネクター、アタッチメント、ホースがあり、ちょっと複雑な経路にしようとすると頭がこんがらがりました。この自分用の潅水システムの組み合わせを考えるのもまた面白いものです。

給水システムは色んなアダプタがあります
一番悩みどころと思われるのが土作りです。条件が良い所では適当で良いかもしれませんが、基本的に排水性やphを考えて作らなければなりません。でも基本的な素材はいちいちダイソーで揃います。土の袋の裏に配合表が載っているので基本的にその通りに土の素材を配合します。自分のとこはハーブが多いので排水性・通気性重視のフカフカの土にしています。

あと、種苗屋さんで教えてもらったテクニックでプランターに穴を追加して通気性を良くさせてます。樹脂製のプランターなら半田ごてで底を焼ききったり、電動ドリルに穴あけビット(これまた百円ショップで売っていた)を取り付けてボコボコに穴を開けます。で、スカスカになった底面に網戸用の網を敷いて作業完了。ここら辺のダイナミックさに男のベランダ菜園の真価を発揮させます。まぁ、普通はテラコッタを使うんでしょうけどね。

土作り・最初はスコップは自作でした
ハーブ作りの本なんかにはポットや間引きのタイミングについて書いてますが、そんな手間かけなくても育ちます。プランタにふりかけの如く種をばら撒いておいたら強いものだけがグングン育ってきます。最初はマニュアル通りにやってましたがめんどくさくなったんです。ここら辺が最初書いたこととなんか矛盾してますね!


  • 機械化されシステマティックな水遣り
  • ダイナミックなプランター作り
  • 種をぶちまけて放置
  • 枯れても気にしない、バンバン種を撒く

・・・といったところが表題の由来となるでしょうか・・・。
プランターの加工では半田ごてが使えることを発見
まぁ、変わった品種を一種類でも育て上げるとなかなか良い気分になるので、種から育てる菜園はちょっとおすすめです。ただ、育てすぎには注意です。乱雑な菜園は心を乱します(笑)。






バイク整備用の電動ドリルも動員


2013年5月6日

同様にオフロードカブについても


ブレット500に続いてスーパーカブ・オフロードについても新サイトにて詳しくモディファイについて書いております。宜しければどうぞ(普段乗ってるのはセローなんだけど・・・)。


ロイヤルエンフィールドのブレット500について+写真



過去に当ブログでロイヤルエンフィールドのブレット500についてのエントリを思いつきで作りましたが、結構アクセスがあるようです。確かにこの希少車についてのユーザー情報は少ないですしね・・・。ブレット500につきましては、先日リニューアルオープンにて解説したすのまるウェブサイトの下記ページでもうちょっと色々と書いておりますので、まぁ、お時間あれば拝見してもらえばと思います。

http://sunomaru.net/royal/royal.html

もう少し写真を載せてみます。






2013年3月31日

スタジオすのまるWebサイトリニューアルオープン

このブログに”詳細は作ってる最中のWebサイトに後ほど・・・”的なことをいくつか書いてましたが、やっとこさ再構築版スタジオすのまるが出来上がりました。デザインを一新したついでに元のサイトのデザインをCSS化して、いくつかJavascriptを組み込んで、新コンテンツを少し増やした・・・わけですが、こんな趣味のための趣味のサイトでも鬼のように時間がかかってます。特にブラウザ間の表示チェックとスクリプトの動作チェックで四苦八苦してました。

どこの馬の骨とも分からぬ者に、(一応)10年以上の歴史をもつ我がサイトの”sunomaru.com”ドメインを取られたので新サイトは”sunomaru.net”です。スーパーカブオフロードの詳細とか載せているのでお時間あれば見てやってください。

スタジオすのまる

今回のサイトの作成コンセプトのひとつはユーザーナビゲーションです。旧サイトはなんか独特のナビゲーションで作ったのですが、その後ずっと”見にくいのでは???”と思ってたので商用サイトのようなシンプルなものにしました。
あと、コンセプトとしては自分にとっての勉強です。慣れない新技術を色々パクってカスタマイズして作っちゃいました。ぬるぬる動くナビゲーションバーとか気にしないでください。結構適当に導入してるのでソースを見て変とか思われた部分があれば、その点をご教示いただければと思います。

自作Webサイトは自身の紹介にも使えるのでインフラが一つ増えた感じです。

旧サイト・これもデザイン一新モノでしたが使い勝手に疑問
しっかし、こんなにホームページ作りは大変だったものか・・・。昔はメモ帳で作って済ませてたようなものが、今はデザイン、写真修正、CSS、HTML5、SEO、ドメイン管理、サーバー管理、Ajax、バージョン管理、外部サービス連携・・・とごちゃごちゃやってます。作成に当たって参考書4冊ほど新たに買いましたよ。しかし、一度やってみると、なんかほんとブラウザ上でまだまだ色んなことができるのだなぁと実感できます。んで、構想から今日まで約一年かかってます。途中でしんどくなってほったらかしにしてたのが長引いた原因ですが、CSSを勉強しながら昔のデータにCSSを適応させていくという作業が猛烈にダルかったんです。おかげでCSSの設定は未熟なままの部分が多いです。今年に入って一気に作業を進められなんとか公開にもってけました、あー、疲れた・・・。ホント、”コレをやりたい”っていう技術導入とその後のデバッグが大変でした、まだバグはあると思いますが。まだ腑に落ちない点もありますがキリが無いのでもう公開します。

これでひとつやりたかったことが落ち着きました。
次はアンドロイドアプリの開発でもしようか、ヒマだし。
USB機器のプログラミングの本が放置されているのですが。


2013年3月18日

外部データ連携・システム相関図作成のススメ

サイト・ブログなどの更新通知は外部データ連携を使用するとワンアクションで出来て便利なのですが、適当に管理すると複雑なことが起きたりします。
例えばブログの更新通知を「 Googlefeedburner → Twitter 」としてみようとしたのですが、加えて「 Twitter → Facebook 」の連携も許可していたので二重投稿になり一瞬?な状態になりました。この文章だけでもわけが分からないと思います。今考えたら何故、二重投稿になることに気づかなかったのか・・・。

ちょっと話がずれていたかもしれません、外部データ連携はとても便利ですが、SNS(現実に近い自分)とホームページ(匿名、仮想の自分)を使い分けている方は少し気をつけた方がいいかもしれません。昔、自分は個人的なシステム相関図を作って整理しました。ハッキリ言って自分の頭では紙に書かなければさっぱりわからんのです。ソーシャルサービスはあまり使わないのですが、最新のWebサービスは一通り触ってみたいので利用はしています(ツールとして便利ですし)。

まぁ、データ連携についてそれほどヘビーに使っている方はそう多くないと思いますが、Facebookの設定をいじくってついうっかりTwitterと連携させたら、どえらいことになったとか起きそうですね。

ブログを含め、ソーシャルサービスやその他、ネットストレージなど、Webサービスを複数活用している方は一度紙にシステムの地図と情報の流れを、アカウントの整理も含めて描くと良いんじゃないかなと思います。サービスだけでなく、ハード構成なども含めると個人のシステム相関図でもちょっとした企業並みのシステム相関図ができたりして出来上がったとき”おおー”ってなります。思わぬところで問題が発見できたり、不要なもの、新しい可能性を見つけることが出来ると思います。特にGoogle関係は便利が故に要注意です。
Youtubeで実名が表示されたこととか、ちょっとした事件もありましたしね。

今時のホームページ作成中

10年以上前から運営しているWebサイト(スタジオすのまる)を再構築しているのですが、この際とばかりにフルCSS(厳密にはフルではないが)、javascript(jQuery)、デザイン一新、新しいドメインの取得などと再構築がめちゃくちゃ大変です。まぁ、以前のサイトをそのまま少し改修するだけで使ってもいいのですが向学のために新技術を学びながら作成しております。

しかし、インターネット黎明期の時のようなサイト作りとは一変してソースコードを睨んでいる時間が非常に多いです、作業時間の半分くらい。昨今のサイト作成分業化がよく理解できます。
色んな技術を他のサイトからパクッて改造しまくりです
最近は個人サイトもブログで済ますという風潮が主ですが、やはりWWWの基本はしこしこ作ったWebサイトだと思います。個人でもブログとホームページじゃ全然印象が違います、小さな企業・組織もまた然り。
CMSやテンプレートとかも台頭してますが、ハンドメイドのサイトはとにかく柔軟に創れるのでやはりブランディングにおいて差別化できると考えております。(特に古くて無骨なデザインの個人サイトが好きだったりします。そういうサイトってなんか面白かったり、参考になる情報が多くあるものです。)

実際はCSSとかデザインを気にしなければホームページなんて簡単に作れますので、色んな方が情報のアーカイブとして、ソーシャルサービスではない開かれた世界で情報発信してもらえればと思います。最近は優秀なサイト作成のフリーソフトも出来ているようですので。

個人的にはブログとかよりホームページの方がじっくりと読み込みたくなります。簡単に情報発信できるWebサービスはその簡便さゆえに、時に薄い情報を発信してしまいます(当然、自分は否定しませんし、日常のことを手間をかけて発信するのは難しいですもんね)。それが元で問題が発生した事例は枚挙に暇がありません。表面化していないものや問題寸前のものも含めるとすごい数でしょう、SNSについてのレポートを見るとなんか考えさせられます。それはそれで人間臭くて良いかもしれませんけどね。ですけど、ちょっとした写真一枚で、ITだけでなく社会工学的な手法を使ったりして行動がばれる時代ですから注意は必要です。(個人的な経験ですが、バイク練習の秘密の場所とか言っているYoutubeの動画の背景を見て地図などを使って場所を特定できたことが何回かあります。)
でも時間は有限、出来れば少しでも濃い、どんな形であれ人の役に立つ情報をじっくりと用意して発信できるようになればと思います。
こんなブログでもいくつかのテーマについては結構見てもらっているようなのでポツポツ書いていこうと思います。

あー、まだまだ作業が・・・、趣味のための趣味のホームページ作りなんですけどね。
※でも、こういう知識を知っていると仕事やら趣味の支援サイトとか作れます、自分のために作っている(備忘録とか)方も多いようですし。

2013年2月15日

個人的なWindows8の最適なハード構成


タッチパネル・Windows8搭載ウルトラブックAcerのAspire S7 S7-191-F74Qを購入しました。自分はそれほど新しモノ好きではなく、メインのPCであるWindowsXPデスクトップ機も買ってから5年経ちますがSSD換装やらなにやらしてOSサポート期限である2014年まで余裕で使い続けたい勢いです。
ですが、バックアップPCがクラッシュしたため、Aspire S7を購入しました。かなりの時間をかけて吟味して買ったこのAspire S7はかなり優秀なのでまたレビューしたいと思います。
で、最近のパソコンはタッチパネル搭載モデルであろうがなかろうがWindows8がインストールされているみたいですね。実は私はWindows7機を所有したことが無いんです(せいぜい実家のPCがWin7である程度)。そんな自分が一足跳びに静電式タッチパネルディスプレイ&Windows8搭載ウルトラブックを使ってみて最新OSのド簡単な所見を書いてみようと思います。表題の件は後半に書いてあります。
ちなみに使用期間は3週間ほど、文書作成から動画作成まで色んな用途で使っていました。


  • モダンUIが案外便利
    Win8で一番戸惑うのがよく言われるように”スタート”ボタンがデスクトップ画面に無いことです。ですが、使っていけばわかりますが、モダンUIこそが進化したスタートメニューというが自分の感想です。キー1つで一発で全画面展開・操作しやすいようにカスタマイズできるというわけで、Win7までのスタートボタンを押した際の”あのソフトは・・・”と文字を追ってプログラムを探すよりは早いです。具体的にはWindowsキーを押して、ディスプレイをスパァァーンとフリック&タッチといった感じで慣れると一瞬でプログラム起動です。よく使う画面はモダンUIで最初に表示できる領域に配置しておけばより早く起動できます。何と言ってもカスタマイズ性がまぁまぁあるということが良いです。
    ついでにデスクトップ画面のタスクバー部分にも任意のショートカットを配置(ピン止め)することができるので、キャプチャーソフトのような作業中に使いたくなるソフトもモダンUI切り替え不要ですぐに起動させることができます。
    ただ、モダンUIをスピーディーに使うのならタッチパネルは必須だと思います。マウスでも操作できるのですが、パッと開いてパッと起動といった素早い動きはきついかと。それでも十分使えますが。あと、使い初めにデフォルトのパネル配置を自分仕様に全てとっかえは必須だと思います。
    スタートメニューの代替と捉えれば、モダンUIは”あんまりおしゃれじゃなくて無骨”というのは野暮かなっと思ったりもして。
  • 新しく覚えるショートカットはそれほど無い
    自分はIT機器、ソフトウェアについてはトラブルが起きない限り説明書を読まない派(逆にそれ以外のものは説明書をミリミリと読む派)なもんでWin8とはなんぞやレベルから実際に操作しながら操作方法を習得しました。”Win8はショートカットを覚えれば便利なんですよ”と家電屋の店員さんが話してくれたことがありましたが、これまでのWinショートカットを知っている方なら特に新しいショートカット覚えなくてもこれまでのショートカットで十分使えます。ただ、タッチパネル無しのPCで使用するなら少しは新しいものを覚えた方が良いかもしれません。
  • かゆい点に手が届いている
    Win7を殆ど知らないので書くほどのことではないかもしれませんがタスクバー内のタスクをドラッグ&ドロップで移動できる、設定無しで終了時のウィンドウ状態を次回起動時に保持してくれるとか結構使いやすいです。特に普段使っているブラウザのCoolNovo(Chromeの発展版)が標準で実装しているスーパードラッグ機能を多用しているため、ドラッグ関連の操作は重宝します。
  • マウスと併用すべし
    タッチパネル操作は便利ですが、ノートPCとして使うにはそれだけでは不便です。というのも従来の表示パーツ(タスクやファイル、各メニュー諸々)全てをタッチ操作でやるには指では対象が小さくてかなり難しいです。ですので、マウス(とかスライドパッド)は当然必須です。全ての操作をキーボードで済ましてもいいですが、画像処理なんかではきついでしょう。
    ですがGoogleマップのようなピンチ動作ができるサービスや写真の閲覧、モダンUIの操作、チャームの表示はタッチ操作が異様に便利なので使い分ける(もしくは両方同時に使う)ととても使いやすいです。ちなみに一番マウスが活躍するシーンはモダンUIのカスタマイズでした。マウスとタッチを両方使いながら行えば自分好みのUIがすぐにできあがります。
  • デスクトップ機でWindows8は???
    デスクトップパソコンを使うメリットは各パーツを自分好みに選べる点と費用対効果が高いことです。特に大きくてきれいなディスプレイを使うことができる、キーボードとマウスを自由な位置に配置することができるという点が個人的に大きいです。
    自分はデスクトップ機を操作するときはできるだけ画面から目を話すように腕を伸ばした状態でキーボードに手を添えていますます。加えてディスプレイも少しだけ遠くしています。この状態でディスプレイをタッチとなるとちょっときついです。同様に目や姿勢のことを考えて顔(体)をディスプレイからできるだけ遠ざけて操作している方は多いと思います。そうなってくると最悪、タッチパネルディスプレイを導入しても手が届かない場合が考えられます。おまけに最近のデスクトップ用ディスプレイは大きいのでフリックの際の手の動きが大きくなって大変そう・・・とか考えてしまいます。
  • タッチパネル搭載型ノートPC+Windows8
    パソコンでタッチパネルディスプレイを使うキモは手のホームポジションであるキーボード(か、なんか別のインターフェース)とディスプレイの距離だと個人的に考えています。瞬間的に、かつ容易に使用できなければデバイスの魅力は薄れます。その点、ノートPCはディスプレイがキーボードの至近距離にあります。このことは体(腕・手)をあまり動かさずに、スムーズにタッチ操作に移行できるということです。キーボード操作からワンタッチでモダンUIを呼び出してプログラムをパパッと起動とか写真をピンチでサッと拡大縮小・・・、と時代の進歩に驚きつつ次世代型PCを愛用しております。ちなみに自分のAspire S7は11インチ型ですがとても自分の手にあっています。このディスプレイサイズも人によって重要なポイントかもしれません。
    ついでに書くとAspire S7のような重量1㎏のものになると、レッツノートの最新型のようなギミックが無くてもタブレット的に使えないことはないです、とにかく軽いので。
  • Windows8のイマイチなところ
    使い慣れると案外あまりない・・・というかまだ期間的に使用時間が短いのですが、アプリはまだまだ数が少ないです。使えるアプリとなるとさらに少ないです。で、デフォルトでは画像ファイルを開けると「フォト」とかいうアプリが起動したりするのですが使いづらいです。他にもアプリに関連付けられているファイルがちょこちょこあるので、自分の使いやすいプログラムに関連付けしなおすことが結構面倒くさいです。(なんかこんなこと書いたらアプリなんていらないんじゃないって感じですが、ニュース系のアプリはさすがにフリックと相まって閲覧しやすくて良いです。)
    深刻なものならフリーソフトなんかでWin8では正常動作しないものがあります。これは別の同様のものに乗り換えるか、Win8Proを使うしかないでしょう。
というわけで一般的なパソコンの使い方をするなら、物理的な問題でタッチパネル搭載型ノートPCの方がWindows8の真価を発揮できるような気がします。でも、でっかいディスプレイでタッチ操作ってのもどんなものかと思いますね。
※Win8の方が動作が軽快とありますが、Aspire S7自体がCPUi7でSSDのRAID0仕様と高速仕様なので処理スピードの点ではよく分かりません・・・。


2013年2月4日

バルブ撮影


バルブ撮影をしてみました。ファイナルファンタジーみたいになりました。

2013年2月2日

旧ブログからお越しの方へ

右側に”ラベル”と書いてある部分がありますので、その中からカテゴリを選び、お探しの記事を見つけていただきたいと思います。お手数おかけしますが宜しくお願いいたします。今後はこのブログサービスでエントリを書いていきます。

旧ブログは一定期間後、抹消します。

2013年1月20日

コール オブ デューティ ブラックオプス”1”の素晴らしさ

※PS3ゲームの話です。
フレンドやら周囲の人、野良プレーヤー、ネットでの評価を見ていると結構「コール オブ デューティ ブラックオプス2」をやっている人が多いみたいですね。でも、ブラックオプス1の方が非常によくできている思い、ちと書いてみます。

自分自身、学生卒業後、全くと言って良いほどゲームをやってなかったのですが、次世代ゲームとやらはどんなものかと(SCEの友人に誘惑されて)PS3を買ったんですけど、メタルギアとか少しのゲームを一回やっただけで放置してました。
が、本当に電気屋で適当に買った「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」をやったところ、なんか(ゲームとは言え)軍事的描写がSUGEEEEEE!、そして下手な映画より面白い内容やんけ(まぁ、映画関係の人も制作に参加しているのですが・あと群像劇がとても好きなんです)って感じで以降、軍事系FPSにはまってしまい、コールオブデューティ(以下、COD)シリーズ全作、BF2、メダルオブオナー、HOMEFRONTとやりまくってました。ただ、一回物語を味わったらもう良いやって感じでやりこんではいませんが。

しかし、ある日、気まぐれでオンラインをやってみたところ、面白かったのでヘタクソだけど結構やってしまうようになってしまいました。特にCODのゾンビモードで失った時間は計り知れないです。
ここから書くことはブラックオプス(以下BO)1をやったことなくてにBO2をやってる人への私的な戯言です。BO1について書きます。


  • ストーリー(キャンペーンモード)が良い
    BO1は冷戦下の秘密作戦に史実を絡ませて物語を紡いでいきます。ですので、冷戦時代の世界情勢(東西対決)に興味のある人はかなり楽しめる内容です。最初からピッグス湾事件の現場の裏でカストロ暗殺というダークな内容で始まり、いきなりボルテージが最大になります。その後、ソ連の宇宙開発阻止や、舞台をインドシナに移した後にSOG(米国陸軍特殊部隊・当初は研究・観察グループといういカバーネームだった)による越境作戦があったり、戦後のドイツ人技術者の取り扱い(といってもシュタイナーだけですが)を描いたりと”冷戦”と言いつつ”ホット”な戦いがあちこちで行われていた時代を擬似体験できます。
    ただ、”MKウルトラ”とかマニアックな言葉が結構出てきたり、”なんでベトナム戦争時にラオスにソビエト人がいるのか”とか思ったりしたりと予備知識が無いとただのシューティングゲームになるかもしれません。あと、ストーリーが結構難解です、モダンウォーフェアのような分かりやすい内容ではないんですね。自分は初回プレイだけでは謎だらけでした。でも逆手にとって当時、アメリカにとってキューバ人はどんな人達だったのかとか興味のきっかけになると良いですね。どうでも良い話ですが昔の職場の近くにあったキューバ料理屋はまずかったです。
  • 演出が良い
    上記とかぶりますが、ペンタゴン内部に連れて行かれケネディと面会するシーンや諜報戦のシンボル的なSR-71に乗り込むシーンは作り物とは言え盛り上がります。そしてCERO:Zで当然と言った内容はまさに”ブラックオプス”です。残酷描写はキツイですが、戦争とはこういうものなのでしょう。やはり戦争やテロは怖いです。特にロシアンルーレットのシーンはベトナム帰還兵を描いた映画”ディア・ハンター”のシーンとまんま同じで極限状況での緊迫感がよく伝わってきました。
  • マルチはBO2より良い・・・と思う
    マルチはそれほどやって無くてあまり書ける立場ではないですが、BO2よりよっぽど良いと思います。なんと言っても必要な装備だけさっさと揃えられるので初心者でも装備の面では他の人と変わらないくらいにできます。この手のゲームはやりこむほど強い装備になるみたいですが、BO1はわりと早い内に強い装備とパークを揃えることができます。そして、パークの効果が顕著でBO2より幅を持たせた立ち回りができます。マップも出会い頭で戦闘の多いBO2よりも、アサルトライフルなどが有効な広さを持ったマップが多いです。あと分析モードが異様に充実しているので、上手くない内は結構活用できます(どういう武器でキルされているとか、どの武器が得意なのかとか統計データで見ることができる)。
  • ゾンビモードがおまけモードレベルを超えている
    一部でコミュニティができるくくらいよくできているのがゾンビモードです。なにしろこのモードはただの撃ち合いではなく仲間を助け、連携しながら援護し、トラップを仕掛けたりと、初心者から上級者まで楽しめるものです(ソロプレイだと最初はきついが)。それ故に様々な仕掛けや基本的なプレイ方法をwikiなどで知っておかないと十分楽しめません。BO2はTRANZITについてはギミックが多くて予習無しでは意味不明、サバイバルはマップが狭く、マグマという厄介な存在もあって、BO2からゾンビ始めるとダウンしまくって嫌になるような気がします。その点、BO1のマップはちょうどいいくらいに広く、ギミックもそれほど複雑ではない、トラップが多い、特殊な装備がBO2より多いのでどんな位置でダウンしても誰かが蘇生してくれると、とてもよくできたマップです。BO2で暴れまわっている人はBO1やWAWからの人でしょうね、自分もひたすら蘇生しまくっています。自分はいつも野良プレイですがキル数と蘇生数がハッキリ多いと少ないのに分かれていると言うのがBO2の印象です。好きな人にとっては楽しいのがBO2かと。あと、ゾンビやりたいなら両作品とも絶対吹き替え版がおすすめです。メチャクチャな状況なのに”昼寝してただけ”、”必要なのは弾薬とチーズ”とかふざけたセリフを熱を込めて吐きまくっていて斜め前の方向に力が入ってます。
    ※ただ、このモードはwikiとか知らない人にしてみればほんとに良く分からないことが多いものです。ダウンしまくっている人がいても仕方ないと思います・・・。
まぁ、MW3みたいなものでBO2はBO1のファンサービス的なゲームだと思いました。BO1やってないと登場人物のこととか、”数列”のこととか言われてもスルーしてしまいますし。あと、未来が舞台なので仕方ないかもしれませんがBO1のような始まりから終わりまでのブラックな雰囲気が無い様な印象です。特にBO1のエンディングでケネディ暗殺と主人公メイソンを絡ませているような描写があったのはなんとも言えない後味でした。

これだけ書いたのですが・・・一番ストーリー内容がいいのは新作版「メダルオブオナー」だと思います。グラフィックや演出はCODシリーズより物足りないですし、内容もかなり地味ですが、なんと言っても実際に起こったことをベースに作ってあり、今アフガニスタンで人知れず行われている外交の一端が垣間見れて気に入ってます。CODのような”敵に打ち勝った、やったー”的なものではないのがまたなんとも言えないです。
※物語の一部のベースはアナコンダ作戦という悲劇的な現実の話になっています。

2013年1月17日

ロイヤルエンフィールドのある風景

ブレット500、開陽台にて
今でこそ(良い意味で)ボロボロセローに乗ってますが、過去にロイヤルエンフィールドのブレット500に乗っていました。このバイク、今でも新車で手に入るとてもきれいなバイクらしいバイクだと思います。インド産ですがロイヤルの名の通り、元を辿ればイギリスに行き着くメーカーです。
夕日をバックに
このシルエットでも分かるようにシンプルなエンジン造型、この手のバイクが好きならそそられるものがあるかと。放熱フィンが美しい。
末期はバーエンドミラーにしてました
ただ、自分のブレット500はキャブレター最終型で”最終型だから壊れない”と言っても結構故障しました。しかも特殊な造りなので旧車、それもトライアンフ系なんかに強いお店じゃないと対応してもらえません。FIになってだいぶ変わったかと思いますが、メンテナンスについては気をつけて購入した方が良いと思います。
そのスタイリング故に女の子でも乗ってるみたいですが、重整備が自分でできない場合、イザという時に頼れるショップが近くにあることが大事だと思います。自分もこれで未舗装林道を走り回っていたらエンジンが逝ってしまい、東京の専門店に輸送するハメになりました(近くにたまたまあった旧車ショップの人に見てもらったけど対応不可・・・)。
購入当初の状態・リアシートはサービスで薄くしてもらいました
ですが、このオートバイ、やっぱりとってもきれいなんですよね。”楽器みたい”と言われたこともありました。現代のシーラカンス(といっても現行モデルはかなり変わってるようですが)、ブレットに迷ってる人、トラブルだけは先輩方に聞くなりして注意して思い切って買ってはどうでしょう?
現行ボンネビルとかカワサキ現行Wシリーズはなんかほんとに”ネオ”クラシックといった感がします。

なんと言ってもこのタンクの文字、インド仕込みの手書きなんですよ!あと、旧式のクセに北海道も余裕の巡航でした!
※ロイヤルエンフィールドの記念誌に筆で文字を書いている工程の写真が載っています。FIモデルは・・・どうなんでしょ。

このブレット、因縁と言うか、手に入れる前に本場インドでまだ知らない内に遭遇してかっこいいなぁとつい写真を撮ってたりと色々ネタがある一品でした。