以前ワールドビジネスサテライトでアクションカムの特集が放送され食入るように見てました。と、言うのもソニーのアクションカム、HDR-AS15を買ったところだったのです。ヘルメットにカメラをつけて走行動画を撮るのはコンデジを使って色々やってたのですが、如何せん、カメラ方向の調整がかなり面倒・・・、で、アクションカムならスマートフォンで映像を確認しつつ、とにかく色んな活動を記録できるって訳で思い切って買ってみました。
これまでコンツアーが定番のこの分野ですが、アクセサリーが充実しているということと、フルHDで60fps撮影(ファームウェアのアップデートにより実現)ができるということでソニーのHDR-AS15に決めました。
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防水ケースとチルトアダプターでけっこう大きい |
一方、足のリハビリに際して(???)自転車も更新しておりました。キャノンデールのSL2というモデルです。相変わらずマウンテンバイクです、そこそこ軽いし、油圧ディスクでスピード調整のしやすい良いチャリです。
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これまで使用していたトレックは後送しました |
という訳で、早速試しに河川敷でアクションカムとはどんなものかとサイクリングで撮影してみました。
第一印象としては防水ケースに入れていると結構大きいといった感じです。まぁ、アウトドア活動でずーっと付けてるわけじゃないなら特に問題は無いんですが。それにヘッドマウント用のバンドを使えば帽子をしながら使えるのでこれだとまだ目立たないでしょう。あとHDR-AS15はアクセサリーを使用して防水ケース無しで使用できます。防水ケースから出した本体自体は黒くてかなり小さいのでそれほど目立ちません。・・・と言っても目立つことを気にしてたらこの手のものは使えませんが・・・。
しかし、実際取ってみるとこれが実に面白い!WBSで特集されてるだけあります。HDR-AS15にはスーパースロー撮影ができるのでこれもまた面白いです。そして、やはりスマートフォンで映像を確認できることはめちゃくちゃ便利です。ついでに設定もスマホで変えられるのでやはり便利です(本体のボタン操作を行うにはいちいち防水ケースから本体を取り出さなければならないので)。
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とんでもなく目立ちますがやはりこの方法が一番自然な画に |
ただ、色々と撮っていたら途中から録画が切れることが度々起こりました。後日、ソニーに聞いてみると
本体が40度以上の高温になるとそのようなことが起こるとのことでした。熱のこもりやすい黒いバックパックにケースに入れたままずっと突っ込んでからの撮影だったのでオーバーヒートしちゃったんでしょう。40度って分かっただけでも聞いてみるモンでした。真夏だと結構シビアな仕様ですね。ユーザーの皆様方、お気をつけください。
動画は色んな条件で撮ってみました。個人的には自転車だと画角170度で手振れ補正無しが良いみたいです。手振れ補正をするとノイズが混じる感じになりますし、どちらにせよ未舗装路では確実にブレます。舗装路ならハンドルマウントも良いと思います。
Youtube上では条件によってはノイズが入ってるかもしれませんが、撮れる動画はさすがにきれいです。60fpsなのでとても滑らかです。30fpsの動画と見比べるとよく分かります。
動画の中でやたらカチカチいっているのは変速の際に発生する音です。実際はこんな音ではないのですが、説明書にある通り、防水ケースに入れているとやはり録音に難が発生するようです。録音優先タイプの防水ケースアクセサリーを導入すればマシになるかもしれません。
スロー撮影も面白いです、ミニ三脚を持っていけば良かったです。自分が見たパナソニックの新作アクションカムのスロー撮影サンプルよりぶっちぎりで画質は良いと思います。
このソニーのアクションカム、HDR-AS15はアクセサリーが豊富です。トレッキングなんかでもバックパックに装着するなど色んな装着方法が考えられます。しかし、
極めつけのアクセサリーはドッグマウント(文字通り、犬の背中に装着するバンド一式)ですね、このアイデアは面白いと思います。愛犬家に対応しているアクションカムはこれだけなんじゃないでしょうか、ワンちゃんは良い迷惑かもしれませんが。
あと、このカメラ、アタッチメントを使って一眼レフカメラのアクセサリーシューに付けることもできる・・・はず。写真撮りたいけど動画も撮りたいという欲張りな方に良いんじゃないでしょうか、今度やってみようかと思います。
※というのもロケットの打ち上げを見学した時、動画・静止画の撮影で落ち着かなかったことがあったものでして。
とにかくソニー以外のアクセサリーも使えば色んな画が撮れそうです。”ウェアラブル”が確実に進行している世の中ですねー。